窓の掃除で使う代表的なグッズと言えば雑巾。
でも、雑巾だけできれいにするのって難しいですよね。なかなかきれいにならなくて、途中で諦めて汚れが残ったまま終了。
そんな経験ありませんか。
でも、あきらめる必要はありません。
今回は、一度使えばクセになってしまうグッズを実際に体験してみました!
窓の掃除を楽にするポイントって何だと思いますか?
ズバリ水切れです!
水切りの性能が優れていれば、重労働の窓掃除が断然楽になります。という事で、雑巾は脇役に回ってもらいました。
メインで使ったグッズはこちら、
- スポンジ
- スクイジー
- 歯ブラシ
今回初めてスクイジーを使ってみましたが、ちょっとクセになってしまいました。使い始めたばかりなのに気分は、掃除のプロです。
楽になるグッズ
それでは、早速実際に使ってみた道具たちを順に紹介します。1.スポンジ

キッチンで食器を洗うときに使うタイプでOK。細かい気泡部分にたくさんの水分を吸収できて、水切れも良いので簡単に水分をしぼれるのが特徴ですよね。
キッチンで食器洗いのときだけでなく、窓掃除でも使ってみて下さい。
スポンジは、吸収した汚水を素早くサッと絞ってきれいな状態にリセットできるので、作業性に優れています。水を汲んだバケツを用意しておくと、汚れたスポンジをすすぎ落とせます。

2.スクイジー
ビルなどの窓掃除でプロが使っている道具です。窓掃除用の水切りワイパーですね。スポンジ同様に水切りの性能が優れているのでとても作業性が良いです。スポンジを使って洗剤で洗ったガラス面の水分(洗浄泡)をスクイジーで早速取ってみましょう!

うひょー。
こりゃ楽ちんだー!
雑巾で一生懸命窓ガラスを拭いていたときの苦労は何だったんだぁ。とあまりにも簡単にきれいにすることができたことに感動してしまいました。
- スクイジーを上から下に降ろす(窓ガラスの下側10センチほど手前で止める)
- スクイジーの水切りゴムについた洗剤泡を雑巾で拭き取る
- 隣の列へ移動して1と同じ動作を繰り返します。
- 残った下側10センチの部分はスクイジーを横方向に滑らせて洗浄泡を取り除く
- サッシ部分に垂れた洗浄泡を拭き取って終了
※内側の窓の場合洗浄泡(洗浄液)が垂れて床が汚れてしまうので、床に雑巾を敷いておくと安心です。

ガラス面の水分(洗浄泡)が乾燥しかけてくると汚れが残る原因にもなるため手際よくスクイジーをかけるのがポイントです。
一列ごとに水切りゴムに付いた汚水を雑巾で拭き取ると、一旦汚れがリセットできるので仕上がりもきれいになります。
窓掃除前

窓掃除後

スクイジーを使って汚れを落とした後の窓ガラス。見違えるほどきれいになりました。写真では違いがわかりづらいのが残念ですが^^;
サッシ溝には歯ブラシ
- 歯ブラシで汚れをこすり落とす
- 掃除機で汚れを吸い取る
- スポンジで洗浄
乾燥している状態で歯ブラシで汚れをこすり落として下さい。次にその汚れを掃除機で吸い取ります。最後に洗剤を含ませたスポンジで洗って水で泡を流して終了。
土・砂埃、粉塵など汚れが積もっている状態で水や洗剤で濡らしてしまうと汚れを取り除く手間が余計にかかってしまいます。
くれぐれも水をかけるタイミングに注意して下さい。
サッシ溝を歯ブラシで擦って汚れを落としている様子


サッシ溝掃除後

窓とサッシ溝がきれいになったので、ついでにベランダの床面も掃除してスッキリ!
他に準備するもの
- 雑巾
- バケツ
- 窓ガラス用洗剤(市販のものでOK)
- 掃除機(サッシ溝の汚れを吸い取るとき)
どうしても残ってしまった拭き跡は、汚れていないきれいな雑巾で乾拭きすればバッチリです。最後の仕上げで使うので、名脇役の称号を与えたほうがいいでしょうか。
窓の掃除は外側から先に済ませる
- 汚れの目立つ外側の窓ガラスから掃除をする
内側でも外側でもどちらからやっても違いがないと思うかもしれませんが、これには理由があります。汚れの目立つ外側を先に掃除したほうが、内側から見たとき、内側の汚れ自体が見つけやすくなります。さらに、外側の落とし残した汚れも発見しやすくなります。
外側と内側の窓の汚れ
屋外側
- 土埃や砂埃
- 排気ガス
- 花粉
屋内側
- 手垢
- 埃
- キッチンの油煙(油を含んだ水蒸気)
- タバコのヤニ
- 結露の汚れ跡
- カビ
結露の汚れ跡やカビを放置している場合などの例外を除いて、外側の方が雨水によって汚れが窓ガラスに定着するので、基本的には、外側・内側の順番で掃除をすると効率的です。
そして、窓の掃除をするときは、網戸の掃除も忘れずに!その場合には、網戸を先にきれいにしておくと窓を汚す心配がないですよ!
網戸の掃除について、詳しく書いた記事があるので、よろしければこちらもご覧ください。
⇒網戸の掃除を簡単にサッと終わらせる方法は?
晴れている日は窓掃除に適さない2つの理由
窓の掃除をやるなら晴れた日にやろうと思ったことありませんか?
天気の良い晴れた日の方が気持ちよく掃除できそうですが、曇の日の方が掃除の作業効率が良いので適しているんですね。
なぜ?
理由は2つあります。
- 太陽の光が反射して汚れが見えなくなってしまう
- ガラスの表面の水分の乾燥が早いので汚れの跡が残りやすくなる
1つ目の理由は、太陽の光が強すぎて反射してしまい汚れが見えなくなってしまうんです。掃除中には見えなかった汚れが、時間が経過して太陽の位置が変化すると掃除中に見えなかった汚れに気づくので、手間が増えてしまい面倒ですね。
2つ目の理由は、乾燥してしまうと、せっかく洗浄液で浮かせた汚れを定着させてしまいます。水分があるからこそ汚れを浮かせることができるので、乾燥しやすい晴れの日よりも、湿度の高い曇の日の方が適しているんです。
まとめ
今回は、窓の掃除が楽になるグッズをご紹介しました。■窓掃除が楽になるグッズ
- スポンジ(窓ガラスの洗浄)
- スクイジー(洗浄泡を取り除く)
- 歯ブラシ(サッシ溝の汚れ落とし)
■窓掃除は汚れの目立つ外側から掃除する
■晴れている日よりも曇りの日の方が窓掃除に適している
雑巾をメインで使っているときのイライラ感が全くありませんでした。掃除が捗って時間短縮になりますよ!